10/26/2011

ちょっと困った?エレアコの音

YAMAHA FG-130に取り付けたANTHEM SLなんですけど、ちょっと問題が...
このギター結構「鳴る」タイプのギターなんです、つまりボディ内での反響が大きいって事ですかね、それともトップ板の振動が大きいって事なのかな?ともかく『鳴る』分だけ生音は気持ち良いです、アンプを通しても普通の音量で弾いている範囲はANTHEMならではの音なので良いのですけど、音を上げて弾いてみると、ハウリング率が高い。また振動の影響なのかな?6弦を使わないコードやフレーズの時に6弦が共振してしまうので、その音がモロにラインにも入ってくる、他のギターだと多少の共振は起きているのだろうけど、気になるほど音として出てこないんだが、このギターはそれが気になるんだな。
アンプを使ってない時はそれほど気にならないんだけど、アンプを通すとその共振して鳴っている6弦の音が結構気になったりするんです。TruMicの設定を落とし気味にすると今度は全体の音が褪せるというか、高音域の音が弱くなるし、音も全体的にピエゾ的な音になってくる。

う〜ん、どうしようかな。

共振対策って何が出来るかな?

それとも他のピックアップに付け変えた方が良いのかな?


ちょっとそんな事で頭を悩ましてみている


それからもう一つ感じた事は、ANTHEM SLの音はストローク系よりもフィンガーピッキング系の方が良い音になるかな。
ピックやピックを使わなくてもコードのストローク系の弾き方になる時の音よりも、アルペジオなど指を使った時の音の方がピックアップの性格に合っている感じがする。
少なくとも一つのセッティングでは難しいかな...PARA DIを使ってトーンコントロールする事で両立する事はできるけど、どうもこの辺りはTruMicのバランスの取り方なのかもしれない、指主体で弾いた後にストロークになると高音域がキンキンする感じになるし、そこで高音をカットすると指で弾いた時にちょっと高音が物足りない感じがしてしまう。この辺りのトーンのコントロールがちょっと難しいとも言えます。
Matonに取り付けたときはそこまで感じなかったのですけど、YAMAHAに取り付けてみるとそういう部分がちょっと気になりました。
YAMAHAはもしかしたら僕のイメージですけど、ブリッジピエゾやコンデンサーマイクよりも、もしかしたらボディに貼るコンタクトタイプのピックアップやマグネットの方が合うのかもしれないなーってちょっと思いました。
今手元に使ってないピックアップが幾つかあるので、他のピックアップも試してみようかと思う次第である。

ちょっと気になったので家にあるピックアップ搭載のギターを全部弾き比べてみたのですけど、こうして色々と考えてみると、Cole Clarkのギターが一番まとまっている感じがします。ボディ本体にプリアンプが搭載されているので音のコントロールもしやすいのもありますけど、エレアコとしてライン音だけを考えると、一番音が奇麗だし、全体の音としてのまとまりもありますね。演奏スタイルによっても変わるとは思いますけどCole Clarkのライン音に関してはレベルが高いと思いますね、それにいわゆるエレアコ音(ブリッジピエゾ)特有の硬さはそれほど無いですし、バランスの取れた音なんだなって実感しましたよ、後は個人の好みだと思いますけどね、実際にオープンマイクなどでCole Clark使った時って聴いてくれた人から演奏後にギターの音に関してお褒めの言葉を頂く事も多々あるので、悪くないなんだと思います、日本ではマイナーブランドですけど、オススメのエレアコです。

それにしても、アコギの音作りって難しいもんですね。
生音に関してはギター本体の造りや木材などが大きく影響しますけど、ピックアップに関しても奥が深いわ〜。ピックアップ自体は良くてもギターとの相性もあるし...奥が深いな!

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