10/17/2011

ネック折れ修理

Ibanez AW300のネック折れ修理
前回は一度圧着した部分を弦を張ってテストしてみた所
 元々入手した時点で欠陥していた部分があって
そこへウッドパテを埋めていたのですが
やはり弦を張る事で負荷がかかりパテ埋めした部分に隙間ができてしまう...
そんな状況でした。


そこで再度違うパテでまずは埋めてネックを整える

その後接合部分の弱かった場所を削りとって補強の為に
そこへ新たな木材を埋めてTitebondで圧着させる事にしました。
(この作業は写真を撮ってないです)
クランプをかまして24時間以上放置。

今度はその木材のはみ出た部分を小刀やヤスリなどを使って削り落としていきます。

ってわけでこれがそのブロックを削った後に
修正の為に粉上の木の削りカスをタイトボンドに絡めて
小さい隙間などを埋めて行きます。

乾燥した後にその部分をヤスリで細かく整形していきます。

今回はあまり塗装を考えていないので
すっかりと色が剥げて木地が露出してしまった部分も多いですが
そこへ軽めにオイルを数回布で刷り込ませて馴染ませます。

これでどうなったかな?
明日、もう一度弦を張って強度をチェックしてみます。

これでも弱ければ表面に一カ所と裏面にも今度は縦方向にも補強を入れてみる予定。

それでもダメならこのギターは残念ながら諦めですね...。

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