Singapore 1942: End of Empireという番組、確か豪州では2月中旬にSBSで放送されたと思うのですが、放送時に仕事が忙しくオンエアで観れなかった戦争ドキュメンタリー「Singapore 1942: End of Empire」をやっと観ました。
この作品は昨年の6月頃にゴールドコーストで撮影された作品で僕も参加しています、僕以外にもこの映画の為にメルボルンから7人の日本人が参加しています、またゴールドコーストでも数名参加して日本帝国陸軍を演じています。
だいたい年に一度ぐらいこうした戦争物の撮影があって、お声が掛かるんですけど、これも5年ぐらい前にアメリカのテレビドラマ「The Pacific」に参加した事から始まっています。この撮影時に訓練を受けたのもあって、豪州国内で日本兵の役が必要な場合にはこの集団に声がかかる事が多いのです、この撮影での仲間達はまさしく「戦友」といった感じです。その戦友達と昨年撮影に参加したのがこの番組でした。
それにしても実はこの撮影に向かうのが大変でした、昨年のブログにも書いたんですけど、火山灰の影響で搭乗予定だったフライトがキャンセル、しかも次の便がいつ飛ぶのかもわからない状況ってわけで、急遽プロダクションとの交渉でレンタカーで移動というこれまた大変な事態に。。。しかもその移動途中にもハプニングが続出、大雨、洪水、通行止め。。。メルボルンから車で20〜25時間ぐらいで移動できるはずだったんですけど、実際には48時間ぐらい掛かりました、しかもゴールドコーストへと到着したのは僕らの撮影初日の朝、ホテルへもいかずに現場へ直行。。。メルボルンの空港を出てから2日かけて現場着というなんとも忘れ難い車の旅となりました。総勢8人での旅だったのが救いですね。
それにしても昨年の撮影なのに結構忘れてますね。番組を観て思い出す事も多かったです。
皆様も機会があれば観てください〜!
それにしても本当にThe pacificに参加してからこうした仕事が増えて来たのもありがたいですし、この撮影に参加したからこそ得た人間関係というのが一番の財産ですね、実際にこの仲間の綱かりの中で、新しい仕事が入って来たり、仕事を紹介したり、紹介されたりもします。そして遊び仲間でもあり、音楽仲間もできたし、本当に良い思い出であり財産であると思うのです。
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